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先週の11月11日から、行政刷新会議のワーキンググループによる事業仕分けが始まった。 私は、政府の事業予算を利用して仕事をすることが少なくない。貴重な予算を、なるべく有効に使いたいといつも思っている。その一方、「これは効果がなさそうだ」と思われる事業に、繰り返し巨額の予算が認められ、同じ事業主体が無駄遣いを続ける事例も見てきた。そうしたことから、いままでの国の予算の査定や決算の評価は不十分だ、と思っていた。だから、この行政刷新会議の試みには、非常に関心がある。 事業仕分けの様子が、インターネットで中継されている。これは大変好ましい。財務省も満足しているようである。そうなると、いままで財務省が査定のプロセスを一切公開していないのが残念である。これからは財務省は、中継までしなくてもよいが、予算を請求する各省庁が提供される資料や、財務省が行なった査定のポイントと評価結果を、webサイトで公開してほしい。 また私は先週、視察や会議や出張が続いたため、平日の昼間、中継を見ることができなかった。おそらく来週も、勤務時間中に中継をじっくり見ている余裕は残念ながらない。そういう人は多いと思う。したがって、生中継だけでなくて、事業ごとに動画ファイルにして、公開してほしい。そして、夜家に帰ってから、また休日に、労働者にも見ることができるようにしてほしい。 以上が要望だ。一方で疑問に思うこともある。 どうして1時間といった短時間、1回議論するだけで、「仕分け人」が事業計画を理解し評価できるのか、不思議である。事業の対象となる現場が抱えている課題、事業の背景にある戦略、これまでの事業の効果、現場の事例、といったことを、仕分け人たちは、どうして短時間に理解をし、判定を下すことができるのだろう。もっと時間をかけるべきではなかろうか。 また、WGを、なぜ3つしか設けないのだろう? 与党の国会議員はたくさんいるのだから、省ごとに1つWGを設置すれば、もっと多くの事業を対象にできるし、時間をかけることもできるはずだ。 さらに、なぜ局長・課長のような人に説明をさせているのか、理解できない。なぜ大臣や副大臣が説明しないのだろう? 局長・課長は中間管理職であり、直接事業を担当していない。丁々発止の議論になったときには、いちいち部下に答弁の案を書かせることができないので、的を得た回答をすることができない。議論が噛み合わないのを承知で、原則論を繰り返すことになる。であれば、直接回答できる担当者を席に着かせ、質問に答えさせるべきではなかろうか。 ・・・と、疑問はいろいろあるけれども、予算の評価のプロセスが公開されるようになったことはよいことだ。引き続き注視したい。 |
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今日の論点!by 毎日jp & Blog... 2009/11/16 13:22 |
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