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日本が輸出する「農産物」の原料の多くは輸入農産物

2013/11/07 01:12
日本政府はいま、農林水産物・食品の輸出額を1兆円に倍増させる、という目標を掲げている。
農業者の所得を増やす手段の一つとして、あるいは農林水産業の国際競争力を高めることを示す指標として、この目標を掲げているようだ。

ひとつの指標としては意味があると思う。しかし、それを目標にするのは注意が必要だ。
いま輸出されている品目の多くは、日本の農業者が生産した農産物が原料ではない。

この資料によると、
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/pdf/hinmoku_betsu_2012.pdf
2012年の輸出額は4497億円。
農産物が2680億円ということになっているが、実はみそ、醤油といった加工食品が多い。畜産物は、エサのほとんどが輸入品である。
国産の農産物由来が中心とみられる食品は、清酒90億、米7億円、青果物133億、緑茶51億円、そのほか合わせて、合計300億程度だ。残りは、おもに輸入した原料を国内で加工して輸出品にしているとみるべきだ。

したがって、仮に輸入農産物への関税措置を撤廃すれば(米とか麦とか乳製品とかだ)、それを原料として製造される食品の輸出は伸びる。
つまり政府は、国内の農業者の所得向上とは関係なく、輸入を増やすことによって、「農林水産物・食品」の輸出を増やすことができる。1兆円も達成できるのかもしれない。
しかし、それでは農業者の所得は増えず、農業の国際競争力が高まったことの指標にもならず、本末転倒だ。

水産物1196億円は、ホタテ189億をはじめ、大部分が日本の漁船が漁獲したもの、あるいは養殖したもののようだ。日本で漁獲された魚を中国やタイに原魚を輸出し、そこで切身やペットフードに加工され、日本に戻ってくる、といったものもあり、単純ではないのだが。

そこで提案なのだが、「農林水産物・食品」全体で指標にするだけでなく、、国内で生産される農産物・水産物やそれらが原材料の中心を占める加工品に絞って輸出額を算出し、指標にしてはどうだろうか。
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ホテルやレストランの食品表示偽装

2013/11/06 23:56
このところ、ホテルやレストランの食品表示偽装の発覚が続いている。
食品表示偽装は、2002年前後と2007-2008年ごろに大量に発覚した。それに続く発覚ブームである。この際、膿を出しきってほしい。

偽装していたことは、もちろんよろしくない。被害を受けた消費者に弁償するべきだ。「倍返し」くらいがよいかもしれない。偽装の対象になったブランド性のある食材の生産者にも、相手がはっきりしているならば、お詫びに弁償すべきだ。相手がはっきりしないなら、偽装して稼いだ分を、国かなにかに寄付したらよい。

一方で、経営者が並んでテレビカメラの前でお詫びしているのを見ると、なんだか暗い気持ちになる。
そういう、有名企業の経営者が謝る様子を視聴者に見せたいと、メディアの記者は思っているのだろうか。
謝る様子を見て、国民は溜飲を下げるのだろうか。

私は、どちらかというと、被害を受けた人・事業者に対して、弁償がされるのかが気になる。記者のみなさんには、そちらを取材してほしいなと思う。
そして、外食のみなさんには、私たちが消費者として食事をするときに、メニューに記載された食材に「たぶん嘘はないだろう」と思える状態にしてほしいな、と思う。
「どうせ嘘かもしれないから、安いのを選んでおこう」みたいな市場の一員にはなりたくない。


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福島県産の米の全袋検査

2012/02/26 13:33
福島県が、平成24年産米の放射性物質のために、全袋検査を計画している。さらに、1袋ごとに、QRコードを利用して、検査情報を表示するのだそうだ。50億の予算を計上している。

手厚い検査と情報開示は、一消費者として望むところであるが、もっとよい方法はないものか、考えてみたい。
福島県の米の生産量は平成23年で35万6千トン。
この量に対して、もし50億で済むのであれば、費用は1.4円/kg。検査はもう何年か続けることになるだろうから、それも考えれば、もっと安いかもしれない。本当にこの50億によって消費者が福島県産の米を避けることをやめることができるのであれば、決して無駄ではない。

ただ、検査の費用は、50億では済まないだろう。この50億の内訳が示されていないが、検査にあたる人や、ベルトコンベア式の設備を設置する場所のコストは、きっと別だろう。
また、玄米を入れた袋を、検査機器のある場所に持ってこなければいけない。これは生産者の負担になるのだろうか。

35万6千トンをすべて1袋30kgの紙袋に入れると、約1200万袋。ものすごい数である。もっと減らせないものだろうか。
同じ田、同じ水で栽培された米であれば、あまりばらつきはないだろう。福島県の水田1筆あたりの面積がどれくらいかはわからないが、仮に30aと仮定し、反収600kgとすれば、20万筆、サンプル20万検体だ。うーん、これでもまだまだ多い。懸念の少ない地域については、同じ水系・同じ土壌・同じ栽培方法なら、1件でよいことにするとか、さらに合理化すべきだろう。カントリーエレベータに集荷され、数百トンという大きさのロットで計測できる場合もあるはずだ。
また、紙袋に入れて集荷した段階で検査するというのも、運ぶためのコストを生んでしまう。全国にある検査機関に検査を委託することも困難になってしまう。

例えばロットごとに1kg程度のサンプルを生産者から集め、検査してはどうだろうか。

仮に20万のサンプルを計測しなければならないとしても、仮に1検体10分、1時間で6検体を計測できたとして、20台をフル回転させれば、3ヶ月程度で(つまり年末までに)全ロットを計測できそうである。
そして、検査結果を生産者に知らせて、その該当するロットの紙袋に、QRコード入りのシールを表示してもらえればよい。農産物検査をするなら、そのときに表示してもよいだろう。
生産者には、ロット(例えば水田)ごとに区分管理してもらう必要が生まれるが、現状でも品種ごとの区分管理をしているので、それほど大きな追加の負担になるとは思わない。それにロット(水田)ごとの区分管理をせずに全袋検査をしたら、高い値が検出された場合に、どの水田に問題があるのかが分からず、翌年の対策に生かせない。

全袋検査ではなく、全ロット検査。いかがだろうか。
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原発をやめるコスト

2011/06/14 21:52
原発をすべて停止すると、石油など化石燃料の購入増のために、3兆円超負担が増える、との試算を経済産業大臣が公表した。
http://www.npu.go.jp/policy/policy04/pdf/20110607/siryou3.pdf

あらっぽい推計だろうと思うけれど、こうした数字が示されると、議論をしやすくてよい。
原発を続ける場合には、地震・津波に対する安全対策の強化や、次の原発事故のための損害賠償基金積み立てなど、大きなコストがかかるだろう。一方、原発をやめて電力の価格が上昇した場合には、電気を節約したり、自社発電したり、電気以外のエネルギーをつかったりして、結果的に電力会社から購入する電力は少しは減るだろう。
だから、原発を続ける場合とやめる場合とで、国民の負担がどれくらい変わるのかを示してほしいな、と思う。

仮に、3兆円負担が増えて、それが利用者の電気料金に負荷されたとしよう。
電力10社全体で、1年間の販売電力量は9,064 億kWh。3兆円をこの電力量で割ると、3.3円/kWh。私の自宅では、1ヶ月の電力使用量は300kWhくらいである。ということは、だいたい1000円アップだ。
月々1000円でこれだけの被害をもたらす原発をやめられるんだったら、やめたほうがいいように思う。

ただし、電力消費は家庭より事業所で多い。経済産業省としては、工場が海外に移転して雇用が減る、と言いたいようだ。でも、すでにたくさんの工場が海外に移転している。電力が少し上がっただけで、移転が進むものなのかな、と思う。
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風評被害という言葉は適切ではないけれど

2011/06/06 23:47
28日のこのブログで、原子力損害賠償紛争審査会が準備していた「原子力損害の範囲の判定等に関する第二次指針」での「風評被害」という言葉の使い方がおかしいし、責任を不明確にする恐れがあるのではないかと書いた。
その後、31日に発表された指針を拝見したところ、この風評被害という言葉の使い方について、きちんと考察がされていた。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/houkoku/__icsFiles/afieldfile/2011/05/31/1306698_1_1.pdf

この指針案は、風評被害を以下のように定義した。

この指針で「風評被害」とは、報道等により広く知らされた事実によって、商品又はサービスに関する放射性物質による汚染の危険性を懸念し、消費者又は取引先が当該商品又はサービスの買い控え、取引停止等を行ったために生じた被害を意味するものとする。

そして、

「風評被害」についても、本件事故と相当因果関係のあるものであれば賠償の対象とする。

とした。「風評被害」という言葉を充てることは適切でないと思うけれども、この判断は妥当だと思うし、私は賛成である。
そのうえ、この表現が望ましくないことも告白している。

そもそも風評被害という表現自体を避けることが本来望ましいが、現時点でこれに代わる適切な表現は、裁判実務上もいまだ示されていない。

いま、ドイツでの0104による健康被害が報じられている。ドイツの政府機関がスペイン産キュウリへの疑念を示し、EUの機関もこれを伝えたが、検査の結果その疑いが証明されなかったため、スペインが賠償を求めている。実際、ドイツの首相は陳謝しており、賠償が行われるようでもある。
これらの記事を日本の記事で読むと、やはり「風評被害」「うわさ」といった表現がされる。たとえばこれ。

風評被害の補償要求へ=キュウリの大腸菌感染疑惑−スペイン首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011060200913

しかし、海外の英語のニュースをよむと、風評被害にあたる言葉は出てこない。和訳すると「誤報による損害」といった感じだ。

しかし、政府機関が最新の情報に基づいて、確定的ではないせよ消費者の被害をなるべく小さくするため、予防原則に基づいて疑いを表明したのであって、風評とかうわさとか表現するのはおかしい。
たとえ、間違ったら事業者に経済的損害を負わせることになるとしても、多数の人命にかかわる問題なのだから、警告は発すべきだし、警告が誤りだと分かったら謝って訂正し、補償すべきであろう。
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風評被害か?

2011/05/28 22:12
本日付の朝日新聞朝刊では、政府の原子力損害賠償紛争審査会による原案を紹介している。

「農産物の風評被害、全品目を賠償対象 紛争審2次指針案」
 東京電力の原発事故に伴う損害賠償の範囲や目安を定める「第2次指針」の原案が27日、判明した。福島、茨城、栃木、群馬の4県の全域と千葉県の2市1町の農産物について、全品目を風評被害の賠償対象と認定する内容が盛り込まれている。政府の原子力損害賠償紛争審査会(会長=能見善久学習院大教授)が、31日の会合で決める予定だ。

 原案によると、4月までに政府から何らかの農産物の出荷制限(停止)を指示された区域は、すべての農産物を風評被害による賠償の対象とした。自治体の要請で出荷を自粛した区域も、同じように風評被害を認定する。買い控えや取引停止によって生じた営業上の損害や、労働者の減収分が、被害額となる。

 福島、茨城、栃木、群馬の4県は、ホウレンソウなどが県内全域で出荷制限を受けたため、県内の農産物すべてが風評被害を認定される。千葉県内は2市1町に限ってホウレンソウなどが出荷制限されたので、この地域のみが対象となる。

 畜産物と水産物も、農産物と同じルールを適用。福島、茨城両県の全域で、風評被害が認定される。水産物の出荷制限や出漁自粛の対象はコウナゴだけだが、すべての水産物を風評被害による賠償対象とした。
.

うーん。これは風評被害なのかなあ。
38面にはつぎのような解説がある。

「風評」という言葉は、根拠のないうわさに基づく不安心理として使われることもある。だが、審査会は風評に基づく消費者の買い控えの行動を「合理的」とみなし、風評被害を深刻な実害ととらえている。


放射性物質が放出され、さまざまな農水産物が汚染されたことは事実だ。
政府は、検査をして、基準値を超えた場合に、その地域・その品目について、出荷制限をする措置を取ってきた。その周辺地域や、類似した品目について、十分な検査結果を提供したとはいえない。検査機器のキャパシティの限界から、特に3月から4月はじめごろにかけては、十分な検査と情報提供ができなかったのは理解できる。結果として、消費者は、自分が購入するものがどれくらいのリスクがあるかの情報を得ることができなかった。しかも、微量の放射性元素の摂取でも、その量に比例して、わずかであっても、がんになるリスクが増えると考えられている。そのような情報をもとに、なるべくリスクの小さそうな食品を選択しようというのは、審査会も認めているとおり、合理的判断である。

それを「風評」と呼ぶのは、おかしい。

さまざまな食品事故が起きたとき、消費者が手にする食品にも類似したリスクがあるのか、それともその事故とは関係ないのかは、直ちには判断できないことが多い。原因や汚染個所が明らかになり、その影響範囲が明らかにされることによってようやく、消費者は安全であるかそうでないかの判断ができる。
すでに「リスクは十分に低い」と判断できる状況にあるのに、あいかわらず「リスクが高い」との根拠のない噂が流布していて、それを信じて消費者が購入を避けるとしたら、「風評被害」と言えるだろう。

安全であるとの判断ができない間、消費者が買いたがらないのは当然で、売れない。その不利益を「風評被害」と呼ぶのは、おかしい。

なにか別の言葉を作って使うべきではないだろうか?
消費者が入手できる情報ではリスクが不確実であり、それを回避することによって、供給側に生じる被害。
「不確実リスク回避行動被害」、とか。
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ロシアでの過剰漁獲

2011/01/18 23:23
ロシアEZZで、日本の4社がロシアの係官に5億円を渡していた問題。4社とも過剰漁獲を認め、水産庁が処分を行った。
以下、本日の毎日新聞の引用。

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水産庁:漁業4社処分 ロシアの排他的経済水域で過剰漁獲
 ロシアの排他的経済水域でスケトウダラ漁を行う北海道などの漁業会社4社が、ロシア側に3年間で計約5億円を提供していた問題で水産庁は18日、4社が07〜09年に過剰に漁獲したことを認めたとして、漁業法に基づく70日の停泊処分にすると発表した。

 鹿野道彦農相は閣議後会見で、今後ロシア側と協議をする一方、資金提供については処分権限がないとして、聴取内容を東京地検などの関係機関に資料提供する方針を示した。また過剰漁獲の疑惑が浮上しているサケ、マス、サンマ漁についても今後調査するとした。

 停泊処分を受けると該当する船舶が出港できなくなる。水産庁によると、処分を受けるのは▽大林(だいりん)漁業(北海道稚内市、稚内海洋の子会社)▽金井漁業(北海道釧路市)▽天州水産(青森県八戸市、開洋漁業の子会社)−−の3法人と、佐藤漁業(宮城県塩釜市)の役員。子会社や個人で許可を得ている場合は子会社や個人が処分を受ける。

 処分の前に聴聞会開催が必要で2月1日に予定。停泊開始は2月上旬になる見通し。

 水産庁は12月から3回、4社側から事情を聴いたが、4社とも「相当程度」の過剰漁獲を認めたものの具体的な超過量について「言えない」と拒否。書類でも確認できなかったが、超過を認めたため、行政処分に踏み切ったとしている。【佐藤浩】
---

ほかのメディアも、同じような内容である。
過剰漁獲をすることが、なぜ問題なのか、もっと丁寧に説明してほしいと私は思う。
この問題は、最初脱税問題として発覚し、ロシアの公務員への贈賄事件としても取り上げられるようになった。

海を泳ぐ魚は、みんなの大切な資源である。スケソウダラは、タラコを目的とした長年の過剰な漁獲圧のために、資源が大きく減っており、漁獲制限が必要な状況になって久しい。それなのに、許可されていない量を捕っていたわけである。そのような無秩序な漁獲によって資源が枯渇した場合に被害を受けるのは、他の漁業者であり、加工・流通業者であり、消費者である。

調査をしたのに「書類でも確認できなかった」というのは不思議だ。売り上げの記録が残っていないのだろうか?
販売先がわかれば、その会社の帳簿から推定できると思うのだが、販売先の特定もできないのだろうか?
水産庁の担当者は、本気で調査をしたのだろうか? 「漁業会社はどこも経営が厳しいから、叩くのはやめよう」とか思っていないだろうか。割り当てられた漁獲量を漁船が超過して捕っていないかどうかの確認をする責任を追及されないように、この問題にふたをしたい、と思っていないだろうか。資源管理をきちんと監督するという、大事な使命を思い出してほしい。

書類で確認できなかったというその闇の漁獲物は、私たち消費者のうち誰かが、そうとは知らずに食べているわけである。

この4社は、タラだけでなく、記事にあるように、サケやサンマでも、同じように過剰漁獲していたのではないかと疑惑をもたれている。この4社は国税庁がたまたま調査をした相手である。ほかの漁業会社にも同じような問題がないのかどうか、しっかり調査をしてほしい。水産庁にその意欲がないならば、警察が登場することになってしまう。
ロシアEZZだけでなく、日本の海域での漁業にも、同じような問題はないのだろうか?
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「猛残暑、秋の味異変 芋煮1万食余る・サンマ調達苦労」

2010/09/06 22:41
以下、今日の朝日新聞の記事。

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9月になっても衰える兆しのない猛暑。「秋の味覚」の収穫にも影響が出ており、食を楽しむ祭りの主催者らも食材の調達に苦労している。

 東京都品川区の目黒駅前商店街では5日、「目黒のさんま祭り」があった。約7千匹が無料で振る舞われた。

 15回目となるこの祭りには例年、岩手県宮古市のサンマが無償提供されている。しかし、今年は不漁。同市によると、昨年のこの時期の水揚げ量は800トンを超えていたが、今年はまだ37トン。市は祭りのために7千匹を確保し、東京に運んだ。駆けつけた山本正徳市長(55)は「ぎりぎりまで気をもんだが、ホッとしている。今年のサンマは例年より貴重なサンマです」。

 山形市の馬見ケ崎(まみがさき)川河川敷でも、秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」があった。炎天下、直径6メートルの大鍋でサトイモ3.3トンや山形牛などを煮込んで3万食を用意したが、最高気温34.4度の暑さのためか、2万食しか売れなかった。猛暑の影響で小ぶりのイモが多く、急きょ1.3トンを近くの山形県村山市などから追加調達した。


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サンマが獲れないんだったら、お祭りを延期すればいいじゃないの? 宣伝しても売るものがないんだから。豊漁の見通しがたったら開催すればいい。市長のコメントは、希少なものには価値がある、という考え方にもとづいている。そうした価値観に沿って消費をしていくと、生産者に「獲れないけど、高く売れるから、何としても獲ってこよう」というモチベーションを与える。再生可能な資源を維持するうえで、危険な循環である。
芋煮の記事もそうだ。里芋も人間も芋煮を求めていないのに、風物詩だから・日本一をうたっているからと、やってしまうのだろう。
こうした、生産状況を無視した消費は、家庭でも行なわれているんだろうな。
もうちょっと、柔軟にやれないものだろうか。
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サッカーと人口

2010/06/26 10:47
サッカー日本代表が予想をくつがえす活躍を見せている。
とにかく、実力のある若者が活躍している、というのがいい。

日本の人口は127百万人。
それに対して、E組の各国は、
 カメルーン 20百万人
 オランダ 17百万人
 デンマーク 6百万人
そして次の相手国は、
 パラグアイ 6百万人 (以上、百万未満は四捨五入)

6百万人といったら、千葉県ぐらい。
私は日本に生まれ、約1億人のなかの1人として暮らしている。6百万人のなかの1人として生まれ育つのとでは、どちらが幸せであろうか、と思う。

 
 
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「事業仕分け」の力/枝野幸男

2010/04/27 00:27
事業仕分け第2弾に先立って発売された、この本を読む。

以前も書いたが、私は事業仕分けを高く評価している。
事業や制度を評価するプロセスを公開の形で用意したことに、何にも代えがたい大きな意味がある。

「仕分けになじまない案件がある」「仕分けで議論できるのは、まさに多数決民主主義とは違う、つまり一種客観性を持って判断できるところまで」(115, 118ページ)と説く。わかりやすい説明だと思う。仕分け人には、25ページにあるように、合理的思考能力と、その場で適切かつ明確な質疑のできる能力が求められる。

この説明は、いくつかのことを教えてくれつつ、私たちに新しい疑問をもたらす。

まず、これまでは客観性を持って「無駄だ」と判断できることに、予算が使われていた、ということになる。
財務省や、会計検査院や、総務省行政評価局は、なぜ、「無駄だ」と判断できなかったのだろうか。
あるいは判断したのに、口をつぐんでいたのだろうか。

また、客観的に判断できるのであれば、なにか基準を作って当てはめれば、大勢で話し合わなくても、仕分けができるのではなかろうか。現に、「ピンハネ、中抜き」とか、事業担当者自身が効果を説明できない事業のようなものは、詭弁に惑わされなければ、1件ごとに評価しなくても、判断しやすいと思う。もっとテンポよく仕分けを進めてほしい。
なぜ「ピンハネ、中抜き」をするかといえば、天下り団体を維持するためであろう。なぜ効果が見られない制度や事業を続けるかといえば、省庁が権限や人員を減らしたくないからであろう。いま、独法や公益法人が対象になっているが、これはとかげの尻尾切りのようなものだ。本来、天下りを生み出し無駄な部署を温存しようとしている省庁の部署1つ1つを、評価・確認の対象にすべきではなかろうか。
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タイトル 日 時
内閣支持率が急落
各紙が内閣支持率低下の世論調査結果を出した。 25%まで低下したと言う。 昨年9月内閣発足の時点では、70%ぐらいだった。世論調査に答える有権者のうち、少なくとも45%が、7ヶ月の間に「支持」から「不支持」に転じたことになる。 ...続きを見る

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2010/04/19 22:01
「戸別所得補償制度」はそれほど悪くない
民主党がマニフェストで掲げた政策の1つ、農家への「戸別所得補償制度」が始まった。 ...続きを見る

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2010/04/19 21:36
プリウスのリコールと「政治と金」問題は騒ぎすぎ
最近、テレビのニュースが時間を割いているのは、トヨタ・プリウスのリコールと、鳩山・小沢両氏の「政治と金をめぐる問題」だ。報道は、悪者探しばかりしていないで、歴史的に意義のある改善への兆しを見出し、取り上げるべきではないか。 ...続きを見る

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2010/02/07 04:16
行政刷新会議 事業仕分けへの期待と疑問
先週の11月11日から、行政刷新会議のワーキンググループによる事業仕分けが始まった。 ...続きを見る

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2009/11/15 17:21
おもしろい時代
少子化と高齢化が進行している。 多くの企業の業績が低迷し、物価がさがり、失業率は高いまま。 食品売り場でも衣料品売り場でも、外国で生産された安い商品で溢れている。 日本国の財政赤字は拡大を続けている。 CO2排出は削減の兆しがみえず、その一方で石油などの化石燃料の枯渇は時間の問題だ。 国民生活選好度調査(2009年1月実施)によると、暮らしが「よい方向に向かっていると思う」と思っている日本人は10.2%しかおらず、ほとんどの人は「どちらかといえばそうではない」「全くそうではない」と思っ... ...続きを見る

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2009/10/27 00:21
新しい種類の価値を生むビジネス
下に引用する朝日新聞の記事によると、不況にあっても、消費者をひきつけて過去最高益を記録した会社も目立つ、という。 ...続きを見る

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2009/04/14 00:27
汚染米の流通先の公表
農林水産省が、大臣の判断によって汚染米の流通先の公表に踏み切った。 ただし農林水産省のwebには、9月17日0時現在、その流通先のリストがない。なので、どのような形で公表されたのか、わからない。 ...続きを見る

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2008/09/17 01:34
事故米問題への対応を高く評価する
三笠フーズが、政府から非食用として買い入れた事故米を、非食用であることを隠して売っていた問題で、三笠フーズだけでなく、農林水産省が批判されている。 ...続きを見る

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2008/09/11 23:34
福田首相は無責任か
福田首相が退陣を発表したとき、福田首相はよい判断をした、と私は思った。 これだけ国民の支持率が低くては、どれだけ自分の政策に自信を持っていたとしても、議員たちの協力は得られない。 退陣するだけじゃなくて、ついでに衆議院の解散をすればよいのに、とは思ったけれども、退陣を表明したことにはよい印象を持った。 でも、新聞やテレビやネットニュースを見ていると、みな「無責任だ」「投げ出した」と言う。 そういうあなたは、福田首相を支持していましたか? 福田首相を支持し期待を寄せてきた人が「無責任だ」と... ...続きを見る

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2008/09/11 23:05
「消費者庁」構想は、消費者教育を忘れていないか
27日に「消費者行政推進基本計画」が閣議決定した。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shouhisha/kakugi/080627honbun.pdf 事業者の保護育成から、安全安心な市場・良質な市場の実現へ。行政の軸足の、大きな転換であることには間違いない。 ...続きを見る

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2008/06/29 00:29
中国の餃子
1月30日に中国製餃子に殺虫剤が混入していたことが報じられてから、新聞やテレビで事件の推移を追いかけている。 ...続きを見る

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2008/02/05 02:06
食中毒疑惑
先日、子どもSとともに山登りをしていたら、山頂付近で私の腹が下痢を催した。下山して帰宅したら、寒気を感じた。これはおなかにくるタイプの風邪かな、と、そのときは思った。 「おうちに かえったら プラレール やる やくそく だったでしょ。うそついた!」 と抗議するSに反論する元気もなく、夕方からテレビの前で寝込んだ。 Sは、ちょうど子供向け番組が続く時間帯だったので、機嫌よく見ていたが、それがおわると、 「あそぼうよー、ほん よんでよー」と言う。 絵本を1冊読んでみたところ、どんどん息が苦... ...続きを見る

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2008/01/17 00:45
古紙配合率の偽装
日本製紙などの製紙会社が、古紙の配合率を偽装していたことが明らかになった。 ...続きを見る

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2008/01/16 23:26
消費者庁
福田首相が、消費者庁の創設を検討していると言う。 ...続きを見る

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2008/01/10 23:43
今年は偽りを明らかにした年
今年2007年の漢字は「偽」だそうで、不二家、ミートホープ、赤福、船場吉兆、白い恋人、、、と食品偽装が話題にされた。 確かに、どれも今年になって発覚したものだが、偽装の行為自体は、ずっと前から行なわれていた。それが今年になって、正直な人々が同時多発的に内部告発を行い、マスメディアがそれを大きく取り上げたために、明るみに出たわけだ。そしていま、企業も政府も、是正や再発防止に取り組んでいる。年金記録問題だってそうだ。偽りの存在が明らかになっただけでも、ましである。 だから、「偽」じゃなくて、「告... ...続きを見る

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2007/12/30 10:56
赤福の日付表示は偽装なのか
赤福の日付表示をめぐって、報道が盛んだ。不二家、白い恋人につづいて、ポピュラーなお菓子が連続してスキャンダルの対象にされている。 ...続きを見る

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2007/10/14 10:44
「ミートホープ」の肉が入っている食品
「ミートホープ」の肉が入っている食品 7月28日発行の週刊現代が、「ミートホープ」の肉が入っている食品、という記事を掲載している。 http://www.bitway.ne.jp/kodansha/wgendai/scoopengine/article/070716/top_01_01.html ...続きを見る

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2007/07/22 21:41
賞味期限切れ問題
しばらく前に、不二家が賞味期限切れの牛乳や生クリームを使っていた問題が報じられたが、今日は賞味期限切れのマグロすき身が原料として使われていたことが問題にされている。 ...続きを見る

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2007/07/04 23:00
ポテトコロッケ
ポテトコロッケ Hがコロッケを作る。これに関しては、私は衣をつけるのを手伝っただけ。 「で、このコロッケの肉は?」と時節柄、聞いてしまう私。 「80対20の合い挽きです。表示が正しいならば」とH。いささか不機嫌そうに言う。 いや、疑ってるわけじゃないんだけどさ。 ...続きを見る

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2007/06/30 20:00

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今日のご飯はなあに ニュースのテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
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